被リンク数の増加率と上位表示との関係
被リンクとは別のサイトからリンクされることである。
この被リンクの数は、検索エンジン上位表示に大きな影響力がある。
被リンク数が多ければ多いほど、上位表示の可能性が高くなるのだ。
ただ、一部で勘違いしている人もいるのだが、被リンクによる上位表示の効果は、決して被リンクの「数」だけで決まるものではない。
同じ1つの被リンクでも、被リンクの「質」によって、上位表示の効果は大きく異なる。
被リンクの「質」とは何か?
被リンクの質にはいくつかの要素があるが、その1つの要素が「被リンク数の増加率」である。
被リンク数が増加しているとき
現在の検索エンジンは、被リンク数の増加率が高いほど、上位に表示させるようなアルゴリズムを備えている。
なぜ被リンクが増加していると上位に表示されるのか?
被リンク数が増加しているということは、そのサイトにリンクを貼る価値があると感じている人が多くいることを意味している。
そのサイトを見て「価値あるサイトだ」と感じた人が、ソーシャルブックマークに登録したり、自分のブログで紹介したりといった行為が盛んに行われると、被リンクは増加する。
被リンクの増加というのは「そのサイトへの期待値が高まっている状態」とも言い換えることができるのである。
そのため、被リンクが増加しているとき、あなたのサイトは検索エンジンの評価が上がり、上位表示しやすくなっているわけである。
被リンク数が減少しているとき
被リンクが増加傾向にあるとき、検索エンジンはあなたのサイトの評価を上げ、上位表示しやすくしている。
一方、被リンクが減少傾向にあるときは、どうなのだろうか?
被リンクが減少傾向にあるというのは「由々しき事態」であると検索エンジンは捉える。
そもそも、インターネットの世界では、一度、リンクが貼られれば、そのリンクが削除されるということはそう多くない。
それが削除されているというのは、よほどの事態であるわけだ。
あなたのサイトに被リンクを提供することに何か致命的な問題が発生したのか、もしかしたら、ここまで増加していた被リンクは、全てコメントスパムやトラックバックスパムといった迷惑行為であり、被害に気がついた人がリンクを削除しているのかもしれない…検索エンジンはそう捉えるのである。
いずれにせよ、被リンク数が減少傾向にある場合、検索エンジンは、あなたのサイトを上位表示から引きずり下ろそうという判断をすることになるだろう。
被リンク数が急激に減少する場合はスパムサイトと判定されることも
そして、特に、被リンク数が急激に減少している場合は、より厳しい判断が下されることもある。
というのも、コメントスパムやトラックバックスパムといった迷惑行為で被リンクを増やした場合には、被害に気づいた人が被リンクをどんどん削除するため、被リンク数が急激に増加した後に急激に減少するという独特の増減を示す場合が多い。
被リンク数が急激に減少すると、検索エンジンはスパム行為を疑って調査に入るわけである。
調査の結果、あなたのこれまでの被リンクが迷惑行為によって増やされたものであると判断されれば、あなたのサイトは検索エンジンスパムサイトと判定される。
こうなると大幅な順位下落は避けられない。
場合によっては検索エンジンからの締め出し(登録インデックスの削除)をされる場合もある。
正しい被リンク数の増やし方
これまで見てきたように、被リンク数の増加率というのは、高ければ高いほど上位表示に効果的であるが、一時期だけ急激に増加して後は減少傾向にあるというような増加の仕方は良い結果を招かない。
検索エンジンでは一時的に上位表示されるかもしれないが、被リンクが減少傾向に転じたとたん、順位はまた下落するだろう。
サイト開設直後に一気に被リンク数を増やす対策をして、その後は放置…というようなサイトの管理人がいるが、SEO対策的にこれは「正しい方法」とはいえない。
被リンクは「じわりじわり」と増やしてこそ上位表示に効果的なのである。
被リンク数を少しずつ増やす最も簡単な方法
じわりじわりと少しずつ被リンク数を増やすにはどうすればよいのか?
最も簡単な方法は、定期的に記事を増やしていくことである。
新しい記事を書けば、その内容に価値があると感じた人は、ソーシャルブックマークに登録したり、自分のブログで紹介してくれたりするだろう。
こうなれば、新しい記事を書くたびに、サイト全体の被リンク数は増えていくことになる。
ただ、注意すべきは、読者がソーシャルブックマークに登録したり、自分のブログで紹介したりする価値のないような記事をいくら追加しても、被リンク数は増えないということだ。
例えば、単なる「管理人の日記」などというテーマでは、被リンク数の増加は期待できない。
定期的に追加する記事というのは、それなりの「質」が必要である。
ユーザーが、ソーシャルブックマークに登録したり、自分のブログで紹介したいと思うような質の高い記事を定期的に追加する必要があるのである。
企業ホームページを定期的に更新するアイディア
あなたが管理しているのが企業のホームページで、会社概要程度しか更新することがなく、定期的に記事を追加することが難しい場合は、サイト内にブログを併設してみるのも手である。
ブログであれば少し砕けた内容でも許されるだろうから、様々な記事を追加することが可能になるのではないだろうか。
もちろんブログといっても単なる「日記」では意味がない。
その企業の「専門的」な視点から、日々のニュースなどに対して、オリジナリティにあふれた記事を書くのがお奨めである。