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悪質サイトからの被リンクと上位表示との関係

被リンクとは、あなたのサイトやページが、別のサイトからリンクされることである。
検索エンジン上位表示のために、この被リンクの「数」は大きな影響力がある。

被リンクというものは、基本的に、増えれば増えるほど上位表示に効果的に働くのであるが、若干の例外がある。

それは「悪質サイト」からの被リンクである。

現在の検索エンジンのアルゴリズムは「ブラックリスト」を持っている。
ブラックリストに掲載されたサイトは「悪質サイト」とされ、悪質サイトから被リンクを得たり、悪質サイトにリンクを貼ったりすることは、上位表示にマイナスの効果をもたらす。

「悪質サイト」とは何か

「悪質サイト」とは何だろうか?
検索エンジンは、何を基準に悪質なサイトを判断しているのだろうか?

検索エンジン上位表示に関係する「悪質サイト」とは、主に、以下5つのどれかにあてはまるサイトである。

  • 検索エンジンスパムサイト
  • リンクファーム
  • リンク販売サイト
  • 迷惑メールを大量送信するサイト
  • 不法行為や不正行為を実施・助長するサイト
これらの条件に当てはまるサイトは「悪質サイト」に認定されて、検索エンジンのブラックリストに掲載され、悪質サイトから被リンクを得たり、悪質サイトに被リンクを貼ったりすると、上位表示にマイナスになる。

悪質サイト「から」の被リンクはそれほどマイナス効果はない

悪質サイトから被リンクを得たり、悪質サイトにリンクを貼ったりすることは上位表示にマイナスの効果をもたらすが、悪質サイト「から」被リンクを得ることと、悪質サイト「へ」被リンクを与えることでは、マイナス効果の度合いが異なる。

悪質サイト「から」の被リンクは、それほどのマイナス効果はない。

というのも、悪質サイト「から」の被リンクは、被リンクを受ける側ではどうしようもない場合が多い。
リンクは悪質サイトのサイト上にあるのだから、悪質サイトの管理人にリンクの削除を依頼するしか方法がないのである。
悪質サイトの管理人が依頼を無視し続ければ、永遠に被リンクは消えないことになる。

悪質サイト「から」の被リンクが上位表示に大きなマイナス効果をもたらしてしまうと、ライバルサイトの検索エンジンでの順位を下落させるために、わざと、悪質サイトからリンクを貼るという攻撃ができてしまう。
こういった影響も考慮して、現在の検索エンジンアルゴリズムでは、悪質サイト「から」被リンクを受けることについては、それほど上位表示にマイナス効果がないようにしている。

逆に、悪質サイト「へ」被リンクを与える行為は、マイナス効果が大きい。
悪質サイト「へ」のリンクは、被リンクを与えている側にリンクを削除する権限と責任がある。

責任を放棄してリンクを放置し続けると、上位表示にはおぼつかない。

自分の管理しているサイト内に貼られているリンクは、管理人自身が責任を持たなければならない。

悪質サイトからの被リンクを受けないために

検索エンジン上位表示のマイナス効果はそれほどないとはいえ、悪質サイトから被リンクを得ることは、できるだけ避けたいものである。
そのために、具体的に、何に気をつければよいのだろうか?

悪質なサイトからの被リンクというと「ライバルサイトの検索エンジンでの順位を下落させるために、悪意を持ってリンクを貼る」といった攻撃を思い浮かべる方もいるかもしれないが、そういった例は少ない。

実際には、案外、ひょんなことからリンクを貼られてしまうものだ。

一般的なサイトが、悪質サイトから被リンクを得てしまう危険性が高いのは、実は「リンクサイトへの登録」と「相互リンク構築」のときである。
例えば「検索エンジン一括登録」などのサービスを使って、相手を確認しないまま自分のサイトを登録してしまうと、登録した先のサイトが悪質サイトだったというのが、悪質サイトから被リンクを貼られてしまう典型的なパターンの1つである。

リンク集やディレクトリ型検索エンジンなど「リンクサイト」と呼ばれるサイトに登録する場合、そして、相互リンクを構築する場合には、必ず、事前に、悪質サイトでないかの「審査」をすべきである。

悪質サイトかどうかを審査するには?

リンクサイトの登録や相互リンクの構築の際には、悪質サイトでないかの審査をするべきである。
では、具体的に、どのように審査をすればよいのだろうか。
以下、私の実施している方法を書くので参考にしてもらいたい。

まず、当該のサイトがGoogleやYahooの検索エンジンに登録されているかを調査する。
当該サイトのURLを検索窓に入力して検索すれば、通常、検索結果に表示されるはずである。

ここで検索結果が出てこない場合、そのサイトは検索エンジンスパム行為などにより、検索エンジンから締め出されている可能性が高い。
このようなサイトとは関わりを持たないことが賢明である。

また、ウィルス対策ソフトの付属ツールとして、悪質なサイトかどうかを表示してくれるツールも提供されており、こちらを使うと、大量メール送信の有無など、より細かな情報を調べることができる。

マカフィーのウィルス対策ソフトを利用されている方は「マカフィー・サイトアドバイザ」というツールが、ウィルスバスターを利用されている方は「Trendプロテクト」というツールが利用可能である。
いずれのツールも、インストールすると、GoogleやYahooの検索結果の中に、各サイトが悪質なサイトかどうかを示すアイコンが表示されるようになる。

このツールをインストールした状態で、Internet Explorer上で被リンク相手のサイトを検索結果上に表示させ、悪質なサイトである旨のアイコンが表示されないかを調査する。
このツールで悪質なサイトである旨の通知がされているサイトとは、関わり合いを持たないことが賢明である。