文書作成日と上位表示の関係
サイト作成日が古いほど上位表示に効果的であることと同様、文書作成日も古いほど上位表示に有利である。
文書作成日とは、文書が公開され「検索エンジンの巡回ロボットが初めてページを認識した日」のことである。
つまり、個々のページについて、そのページが公開された日が古ければ古いほど、上位表示の可能性が開けるのである。
文書作成日と「信頼性」の知られざる関係
なぜ、文書作成日が古い方が上位表示に有利になるのだろうか?
検索エンジンは、文書作成日が古いほど「信頼性が高い文書である」と判断しているようである。
例えば、ひどい内容で削除されるべき記事が投稿されたとしても、サイトの管理人がそれに気づき削除するまで、若干のタイムラグが必要である。
そこまでひどい内容の記事でなくとも、修正されるべき事実誤認などが記事中に確認された場合、読者からの指摘などによってそれが実際に修正されるまでにも、やはりタイムラグが必要である。
つまり、検索エンジン側から見ると、公開後間もないページというのは「削除・修正されるべき内容を含んでいる可能性がある」ということで、信頼性が落ちるのだ。
逆に、公開後、ずいぶんと時間がたったページで、被リンクなどもコンスタントに獲得している場合には、それなりに価値ある内容が書かれているのではないかと予想されるわけである。
このように、検索エンジンは、文書作成日を「信頼性」という観点に置き換えて評価していることになる。
「信頼性」をリセットしないために
検索エンジンは、文書作成日が古い記事ほど「信頼性」が高いと評価している。
しかし、ある行動によって、この「信頼性」がリセットされてしまう危険性があるのだ。
それは「サイトのリニューアル」である。
検索エンジンは、文書をURL単位で把握している。
URLが変わってしまうと、新しい記事として認識され、せっかく積み上げてきた「信頼性」の得点がリセットされてしまう危険性があるのだ。
サイトをリューアルした場合にもURLは、極力、変えるべきではない。
サイトの開設時に、将来の規模拡大などを見越して、URLの設計は熟慮しておくべきである。
「一度公開したら、ページのURLは変更できない」
URLの変更は、ここで紹介した文書作成日の問題だけでなく、被リンクなど別の上位表示要素もリセットされてしまう危険性を持っている。
一度公開したらURLは変更できないという意識を持った方がよいかもしれない。
ただ、やむを得ずにURLを変更しなければならない場合もあるだろう。
この場合「301リダイレクト」という技術を利用することで、ページの引き継ぎ先に検索エンジンに指示することが可能な場合もある。
多少面倒ではあるが、やむを得ずURLを変更する場合には、ページ1つ1つについて、対応する新しいURLに対して「301リダイレクト」がされるような仕組みにしておくべきくである。
とはいえ、文書作成日は検索エンジン上位表示にそれほど大きな影響を与える要素ではない。
検索エンジン上位表示のためには、いかに被リンク数を集めるか、いかに人気サイトからリンクしてもらうか…といったことにもっと気を配るべきである。