記事の文章量と上位表示の関係
記事の文章量も、検索エンジン上位表示に影響を与えている。
一般的に、文章量が多くなればなるほど、内容が充実して価値あるページになる傾向があるからである。
文章量の偽造工作は検索エンジンアルゴリズムに通用するか?
「文章量が多いページほど上位表示に効果的」という話を勘違いしたのか、ヘッダやフッダ、サイドバーなどの付随的なコンテンツを増やして、ページの分量を増やすという手法を使っているサイトを目にすることがある。
これは完全に勘違いである。
今の検索エンジンアルゴリズムは、ページの「記事本文」と「フッダ、ヘッダ、サイドバーなどの付随的なコンテンツ」とを区別できている。
ヘッダ、フッダ、サイドバーなどは、リンクの比率が高く、サイト内の他のページと重複している内容も多い。
こういった特徴から、今の検索エンジンは「記事本文」と「付随的なコンテンツ」をおおむね区別でしているのだ。
検索エンジン上位表示にプラスの効果が出る「記事の文章量」という要素は、記事本文だけを抽出して計測している。
付随的なコンテンツをいくら増やしても、上位表示にはつながらないのである。
記事の文章量を増やすコツ
記事の文章量を増やすにはどうすればよいのだろうか?
基本的には「1つの物事を丁寧に説明する」ということである。
しかし、丁寧な説明というのは、反面、読者が「くどい」という印象を持ってしまう危険性もある。
実は、丁寧に説明すること以上に「何を丁寧に説明するか」が重要なのである。
「丁寧に説明する部分」と「説明を省略する部分」と、メリハリをしっかりつけることが重要なのである。
幾つかの「コツ」をご紹介するので、ぜひ、あなたのサイト作成の参考にしてもらいたい。
コツ1 専門用語は繰り返し説明する
専門用語は、出てくる度に説明するとよいだろう。
1つのテーマでサイトを作っていると、同じ専門用語があちこちに登場するため、都度、同じ説明を書かなければならない。
記事の執筆者からすると、ついつい省略してしまいたくなる。
しかし、読者の中で、あなたのサイト内の全部の記事を読んでいる読者の数は、非常に限られているだろう。
余程あなたのサイトの「ファン」でなければ、膨大なサイトの記事を全て読んで、しかもその内容を頭に入れているということはあり得ないと考えるべきである。
これが「サイト」と「書籍」の大きな違いである。
書籍では、冒頭から順に読んでいくことが暗黙の了解となっている。
そのため、すでに説明したことは「前述の通り」などと書いて、わざわざ繰り返して書かない方が、読者のためには良いとされている。
しかしインターネット上のウェブサイトの記事の場合、読んでいく順序は、より自由である。
時系列順に読んでいく人もいれば、最新の記事から読む人もいる。
コメントの多い順という人もいるだろう。
記事の執筆者は「前述」していると考えても、読者の頭の中では「前述」されていない可能性があるのだ。
ウェブサイトの場合、専門用語が出てくる度に、繰り返しであっても丁寧に説明をつけるということが、読者のために良い行為なのである。
コツ2 例を挟んで説明する
インターネット上では、文章を「熟読」するユーザーは少ない。
多くのユーザーが「流し読み」をしている。
そのため、説明は少しくどすぎるぐらいでちょうどいい。
同じ事柄について「手を変え品を変え」何度か説明するくらいがちょうどよいのである。
私の場合、1つの重要な物事を説明するのに、同じ内容を「3度」は繰り返すことを心がけている。
「3度繰り返す」といっても、同じような文章を3回繰り返すというわけではない。
「例」を間に挟むことがポイントである。
論理的に説明 → 例を出して説明 → 再び論理的に説明
こうして書かれた文章は、独特のバランスとリズム感が出てくる。
読んでいて「心地よい」文章になるのだ。
例を出すことによって、具体的なイメージがわくようになり、読者に「納得感」や「読了感」が出てくることも大きい。
ウェブサイトの文章では「例を挟んで説明する」ことが効果的なのだ。
コツ3 他のサイトを比較・引用しながら書く
インターネット上の文章には、オリジナルコンテンツというものはあまり多くない。
ブログの記事をイメージしてもらえば分かるが、たいてい、他のブログやニュースサイトで紹介されている記事(いわゆる「元ネタ」)についての感想や批評である。
ある元ネタについての記事を書くとき、単に自分の感想や批評を書くだけでなく、どうしてそのような感想をもったのか、他のサイトで書かれている内容を紹介しながら記事を書くと、まとまりのある長い文章が書ける。
「Aというサイトではこう書かれていたけれど、Bというブログではこう書かれていた。私の考えは……」
というように、他のサイトで書かれている内容を紹介しながら書くことだ。
ポイントは、他のサイトで書かれていることを紹介するとき、単にリンクを貼るだけでなく、それぞれのソースを「引用」「比較」しながら書くということである。
こうすることで、書かれた記事の内容に信憑性が増すことにもつながる。
単なる長い文章というわけではなく、説得力ある長い文章を書くコツは「比較」と「引用」を駆使することである。