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h2、h3、…タグ内のキーワード出現頻度と上位表示の関係

h*タグは「見出し」を意味する。
最も大きな見出しを表すのが「h1タグ」で、通常、ページ上部に大きく表示されるタイトルに使われる。
次に大きな見出しが「h2タグ」、その次に大きな見出しが「h3タグ」…という順に、見出しは「h7タグ」まで存在する。

検索エンジンは、見出しの内容を、上位表示の判断材料として重視している。
h1タグの内容が最も重視され、次にh2タグ、その次にh3タグ…という重み付けで、タグの内容にどのようなキーワードが出現しているかによって、上位表示できるか否かを検索エンジンアルゴリズムは判断していると考えられている。

見出しタグの上位表示効果は大きく2つに分けられる

検索エンジンは、上位表示の判断材料として、h1タグ、h2タグ、h3タグ…の順で重視していると書いたが、実際、私の経験では、この理解は必ずしも正しくない。

h1タグは比較的重視されるが、h2タグ以下については「若干」程度しか重視されない。
また、h2タグとh3タグで重視の度合いが違うかというと、ほとんど違わない。

つまり、上位表示対策上、見出しタグは大きく2つに分けられる。
「h1タグ」と「h2以下のタグ」である。

h1タグのキーワード出現は比較的上位表示に効果的といえるが、h2以下のタグのキーワード出現はそれほど上位表示に効果的ではない。

見出しタグを攻略する4つの技術

検索エンジン上位表示のために見出しタグをどのように攻略すればよいのか?
見出しタグを攻略する4つの技術を紹介したい。

技術① キーワードはできるだけ前半に入れる

h*タグとページタイトルのキーワード出現では、キーワードができるだけ冒頭近くに来た方が上位表示効果が高いといわれている。

実際、多くの人は、長い見出しを左から右まで読むようなことはしていない。
長い見出しは冒頭だけを読み、そこからだいたいの内容を把握し、先へ進もうとする人が多い。

h*タグやページタイトルでは、上位表示させたいキーワードをできれば冒頭、できるだけ前半にはもってきたい。

技術② 不自然なキーワードの入れ方は避ける

「キーワードを必ず入れる」「キーワードはできるだけ前半に入れる」などと書くと、文章が不自然になり、意味不明な見出しになってしまう人がいる。
これではむしろ害が大きい。

見出しとは、本来「その文書を読んでみたい」と思わせるべきものであり「インパクト」なども重要である。

例えば、h1タグというのは、サイトを訪問したユーザーの目に真っ先に入るものである。
この内容が意味不明になってしまうと、かえって直帰率(サイトの中身を見ずに、すぐに戻ってしまうユーザーの数)を高めてしまうことになりかねない。

h*タグにキーワードを含めることは重要だが、それに気をとられるあまり、見出しとしての本来の役割である「ユーザーに文章を読んでみたいと思わせる」という部分をないがしろにしてしまっては元も子もない。

技術③ 極端に小さくしない、目立たなくしない

h*タグにキーワードを含めたいけれど、インパクトのある見出しとしては別の文言を採用したい。
そんな葛藤から、h*タグを小さく、目立たなくしてしまって、別に大きな文字でインパクトのある見出しを書いているサイトもある。
特に、h1タグをサイト最上段に小さく表示させる手法は、大手企業のサイトなどでも行われている。

しかし、この手法は、あまり通用しなくなってきている。
最近の検索エンジンは、h*タグが著しく小さく縮小されたり、目立たなく表示させている場合は、そこに書かれているキーワードを評価しないようになってきているようである。

例えば、最近では、外部スタイルシートにも、検索エンジンのクローラが訪問するようになった。
昔は外部スタイルシートには検索エンジンのクローラは訪問してこなかったが故に、外部スタイルシートで文字の大きさ等を調整して、h*タグを極端に小さくしたり、目立たなくしたりする手法も使われていた。
ただ、今は、外部スタイルシートもクローラが取得して、こういった行為をチェックしている。

h*タグは、あくまでも「見出し」として相応しい文字の大きさ、文字の色にしなければならない。

技術④ h2以下のタグには無理をしてキーワードを詰め込む必要はない

h*タグのキーワード出現が上位表示に影響するとなると、ページ上に登場する全てのh*タグにキーワードを含めたくなる。

しかし、これはやりすぎである。

ページ全体のh*タグに1つのキーワードだけが不自然に多く入っていると、検索エンジンは、上位表示の判断の際、その分を無視するようである。

h1タグならいざ知らず、h2以下のタグの場合、上位表示の影響力は、必ずしも大きくない。
無理をしてまでh2以下のタグにキーワードを出現させる必要はない。

ページのキーワード出現頻度に気を遣うべきなのは、まず「ページタイトル」で、次いで「記事本文」と「h1タグ」、その次に「h2以下のタグ」という順になる。

キーワードを出現させようと不自然な見出しをつけると、ユーザーにとって読みにくい記事になってしまうばかりか、検索エンジンスパムの判定を受け、順位が大幅に下落させられることもある。
h2以下のタグには「文書が不自然(読みにくく)ならない範囲で、上位表示したいキーワードを出現させる」という程度のキーワード出現が妥当である。

以上のように、h2以下のタグによる検索エンジン上位表示の効果は、それほど大きくない。
検索エンジン上位表示のためには、いかに被リンク数を集めるか、いかに人気サイトからリンクしてもらうか…といったことの方が重要といえる。