検索エンジンユーザーの行動と上位表示の関係
普通のサイトにアクセス解析がついているように、検索エンジンも検索結果の一覧ページにアクセス解析を搭載している。
検索エンジン各社は、このアクセス解析から検索エンジンユーザーの行動を追跡し、その結果を上位表示に反映させているようである。
検索エンジンアクセス解析による上位表示の調整
検索エンジンのアクセス解析が上位表示に影響してくるというのは、具体的には、どのようなことなのだろうか?
例えば、私たちが検索結果一覧ページを見ているときを想像してもらいたい。
あるサイトを開いたけれども、見た目からしてイケてないサイトだった場合、すぐに「戻る」ボタンを押して、検索結果の一覧ぺージに戻るのではなかろうか?
このような場合、検索エンジン側のアクセス解析には、「あるサイトを訪問したユーザーが、すぐに検索結果の一覧ぺージに戻ってきた」というように記録される。
こういった「すぐに戻ってくる」ユーザーが多い場合、検索エンジン側としては「そのサイトは、順位ほどの価値がないサイトなのではなかろうか」ということで、順位を落とすということである。
検索エンジン行動解析の影響度は?
「検索エンジン上でのユーザーの行動をアクセス解析などから読み取り、上位表示を調整する」という手法は、どの程度、実際の上位表示に影響を与えているのだろうか?
結論だけを言えば、それほど大きな影響を与えるものではないが「順位の微調整」程度に行われているようである。
つまり、検索エンジンアクセス解析の結果によっては、上位表示の順位がいくつか上下することがあるようだ。
順位下落に巻き込まれないために最も大切なこと
検索エンジンアクセス解析による順位下落に巻き込まれないためには、どうしたらよいだろうか?
最も大切なことは「検索エンジンユーザーを長期間滞在させるようなサイト作り」である。
具体的に、どうすればよいのか?
検索エンジンから訪問したユーザーを長期間滞在させるために必要な対策を、以下、いくつか記載する。
対策① デザインに力を入れてサイトの第一印象を良いものにする
検索エンジンの上位表示には、デザインはほとんど関係ない。
なぜなら、検索エンジンは、サイトの背景画像やスタイルシートなどを読み込まないし、仮にそういったものを読み込めるようになったとしても、サイトのデザインについて「カワイイ」とか「イケテル」とかを判断できるような知能はないからである。
これは根本的な問題である。
どんなに検索エンジンのアルゴリズムが進化しようとも、デザインの善し悪しが上位表示に反映されないということは、なかなか解消しない問題として残り続けるだろう。
しかし、こと、検索エンジンユーザーの直帰率(すぐに検索結果一覧ページに戻ってしまうユーザーの率)については、サイトの第一印象というものが大きく関係してくる。
そして「サイトの第一印象」として最も影響力があるのが「デザイン」である。
サイトのデザインに力を入れ、特に、検索エンジンからサイトを開いたときに第一印象を極力良いものにすることが、検索エンジンユーザーの滞在時間を増やす第一の対策である。
対策② 検索エンジンユーザーの「目的」を想像する
検索エンジンユーザーは、何らかの目的を持って検索している。
検索エンジンの結果一覧ページに表示されるページには、その目的となるものごとについて「価値ある解答」が書かれていることが期待されている。
ここで、検索エンジンユーザーにとって、あなたのページが全く期待はずれの内容だったとしたら、ユーザーの多くはすぐに検索結果一覧ページに戻ってしまうだろう。
検索結果一覧に表示されるサイトの中で「空気が読めない」ような内容のサイトは、直帰率が高くなってしまうのである。
検索エンジンユーザーの滞在時間を延ばすためには、検索エンジンユーザーの「目的」を想像し、その目的を満たすべく、記事本文の内容に力を込めなければならない。
例えば「SEO対策」というキーワードで上位表示を目指すサイトであるならば、当然、検索エンジンユーザーは「SEO対策」の方法について知りたいと思われる。
それなのに、タイトルだけ「SEO対策」としただけで記事の8割は脱線話などという記事を書いてはいけない。
「SEO対策」についての記事であっても「個人的な感想」や「過去のよもやま話」などの内容であれば、そんな記事は読みたくない。
SEO対策について知りたいと思っているユーザーにとって、何らかの「有用性」がある記事でなければならないのだ。
検索エンジンユーザーの「目的」を想像し、その目的に的確に応える記事を書くことが、検索エンジンユーザーの滞在時間を延ばすことにつながるのである。
サイトの滞在時間を増やすことは、訪問ユーザーの満足度向上に大変重要である。
ただ、サイト滞在時間の増加がもたらす検索エンジン上位表示への直接的な影響は、順位の「微調整」程度の影響でしかない。
検索エンジン上位表示のためには、いかに被リンク数を集めるか、いかに人気サイトからリンクしてもらうか…といったことの方が重要といえる。